最近とみに自尊心が満たされない状況が長く続いておりなんとなくは感じていたんですけども、多分なんですが私自尊心に底がないのでどこまで良い状況を流し込んでも自尊心が満たされる事ってないんだろうな、と思います。
元々父親母親がキッチリした人で愛情深くは育ててくれたんですが「お前は特別だ」というメッセージは薄く、昔から「自分は大勢の中の、ただの一人である」という自覚を持って育っており、自分が特別な人間だとはいつまで経っても思えなかったのです。
まあ結局今の嫁さんに出会って、嫁さんにとっての特別になる事が出来て自尊心が成立したというか「自分でも特別になれる」という感覚は身についたんですが、後天的に身に着けたというか小さい頃に身に着けたものではないので感覚としてはあやふやで時折妙に痛む程度のナニかなんですよね。満たされるという事がわからない。
そして満たされる事がわからないのに満たされていない事は痛みを持って認識できるので、自分にとっては身につけない方が良かったんじゃないかと思う感覚なんですよね、自尊心。ただ痛いだけの感覚なんていらないと思うのです。
ここ最近でなにかが起こったわけではないんですけども、逆に言うとここ数年自尊心が痛み続けており、もう数年来の問題なので周囲の人間も「そうであるのが当たり前」になっていて誰も助けてくれないので、そろそろ結構キツい状態だなと思っています。
誰かにとって特別でいられないなら、自分も特別なものを持たないべきなのかもしれないですよね……。
