まあ自分にもある感情なんですが、羨ましいとか妬ましいという気持ちって難しいんですよね。
基本的には「憧れ」がヒネた感情だと思うんですが、羨ましいはそのまま憧れていればいいんですが、妬ましいという気持ちになると「羨ましいので不幸になって欲しい」というネガティブな部分が含まれるようになって、とても醜いんですよね。
しかしこの「妬ましい」という気持ちって、自分で意識しない内にそうなっている事が多々あって、それが例えば正義感の皮を被って発露したり、相手の非を見つけて注意する体裁を取って発露したりするんですが、どちらにせよ発露したら人間として不完全である事の証明ですし、ぶっちゃけまあ許されるのは20代までですよね。
これが30代を超えて妬ましい気持ちで何かやってしまうんだとしたらもう人間性の問題ですし、そういう性格だから人を妬ましく思うような環境に置かれる程度の能力しか養えないのだ、としか言い様がないんですよ。
このあたりは自分で振り返ってみないと誰も注意してくれないし気づいたら人が離れていく結果になってしまうので、これ以上不幸になる前に「妬ましい」という気持ちを上手く処理する方法を覚えておいた方がいいと思うのです。